計算値での外挿

外挿とは?いつ使うのか?

定義

外挿とは、そのタグについて最後に受信したデータポイントの後に、タグの値を展開することです。

外挿と内挿は、データの「隙間を埋める」2つの方法です:

  • 内挿=2つの点(実際に受信した2つの "実際の"点)の間を補間

  • 外挿=ある系列の最後の "実際の"点の後、新しい点が来るまでの補間

計算された系列に外挿を適用することで、ウィジェットに「データなし」と表示されるのを防ぐことができます。

外挿機能(オプション)

このオプション機能の目的は以下の通りです。

  • 外挿ON:   
    タグの1つがデータ受信を停止した後でも、複数のタグで計算を継続できるようにします(タグの最後の既知の値を使用します)。
     
  • 外挿OFF:   
    いずれかのタグがデータの受信を停止した時点で計算を中止します。

現在、設定可能な外挿方法は、「前回値保持」の外挿です。つまり、タグの最後の既知の値が、新しいデータポイントが到着するまでタグを「展開」するためのデフォルトとして使用されます。

以下の例では次のように名称を定義します。

  • 「Last value (最終値)」は、そのタグの最後に受信したポイントのタイムスタンプにおけるタグの値

  • 「Last T (最終タイムスタンプ)」” 最後に受信したデータのタイムスタンプ

複数のタグを持つ計算値

➡️ 計算値="A+B "を作成するとします。 

 

デフォルトでは、新しい計算系列を作成する際、外挿オプションはオフになっています。

この機能をリリースする際、リリース前に作成された計算値(リリース前のデフォルトであったため)は、外挿がオンのまま継続されます。これはリリース前後で計算値に影響を及ぼさないようにするためです。新しく作成された系列は、デフォルトで外挿がオフになっています。