ウィジェットの説明 - 軸グラフ

軸グラフのさまざまな使い方と設定方法について学びます

はじめに

軸グラフは1つ以上の変数の経時的変化を示し、以下の目的に役立ちます。

  • 時間の経過に伴う変数の傾向を観察する
  • 外れ値を見つける
  • 同一の軸グラフに複数の変数をプロットし、データの相関を確認する
  • 周期性・季節性影響の有無:データがどの程度周期的なパターンに合致しているかを確認する
  • 複数の変数を比較する

ウィジェットのメインオプション

[ウィジェットを追加] オプションまたは、ウィジェットの右上にある [...] をクリックし、次のようなウィジェット編集メニューのウィジェットオプションにアクセスします: 

  • メイン:このタブでは、ウィジェットのタイトル、期間と粒度を設定できます。また、指定された粒度の開始するタイミングを設定することもできます(「粒度のオフセット」の記事を参照)。以下のスクリーンショットでは、ユーザーが粒度を1日に設定し、1日の開始を午前8時としています。これにより、すべてのポイントが午前8時から翌日の午前8時まで集計されるようになります。

  • オプション:このタブでは、各Y軸のスケールを設定し、
    最小値と最大値を選択できます。Y 軸は計測単位数と同じ数です。

  • しきい値: このタブでは、しきい値として定数値を設定できます。
    しきい値タブで選択した色に応じ、指定のしきい値を超える値は別の色で表示されます。
    グラフに追加済みの単位の中からしきい値の測定単位を指定する必要があります。
    同じウィジェットに複数のしきい値を追加できます。

ウィジェットの設定

軸グラフに一連の値を新しく追加する際は以下のオプションを使用できます。

  1. データソース:プロットする変数を選択します。
  2. 単位:その変数に関連付けられた単位のリストから測定単位を選択します (温度の場合 °C、°F、K など)。
  3. カスタム単位:カスタム測定単位を手動で変更および設定します。
  4. 集計:集計を設定して、選択した粒度で利用可能な未処理ポイントを集約する方法を決定します。集計には最小値、最大値、カウント、差分、開始値、最終値、平均値、加重平均値、合計値、最頻値、なしの各オプションを設定できます。「なし」を選択した場合、ウィジェットレベルでの粒度の選択は該当しなくなります。
  5. 補間:ポイント間の補間方法を設定します。
  6. 名称:系列の名前。この名前がウィジェットの [凡例] と [系列] タブに表示されます。
  7. 系列タイプ:軸グラフを線グラフ、棒グラフ、または面グラフのいずれにするかを決定します。
  8. 色:系列の色を変更します。
  9. 小数:小数点以下の桁数を設定します。
  10. 線幅:系列の線幅を変更します。
  11. マーカー:グラフ内の各ポイントのマーカーを表示します。
  12. サイズ/シンボル:マーカーの形とサイズを変更します。
  13. 線種:線の種類(短破線、長破線など)を設定します。 
  14. オフセット:これを有効にすると、系列の値を指定した期間の値と比較することができます(日次の値を前週同日の値と比較するなど)。